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スタバのカフェモカ最高です( ̄▽ ̄)

Starbucks Coffee Japan

ココア や カフェ モカ をもっと美味しく – チョコレートソース リニューアル


こんにちは。
ブログ編集長のアキラです。


みなさんは、ココア や カフェ モカ の味が変わったことにお気づきでしょうか?


実は、クリスマス明けの昨年12月26日から、これらのドリンクに使用するチョコレートソースをリニューアルしてご提供しているのです。


どう変わったのかって?
カフェ モカ の愛飲者の松田の言葉が、その変化をよく表しているかもしれません。


「自分は、週1回くらいのペースでカフェ モカを飲むのですが、以前は、疲れた時とか、“甘いもの”が欲しくなったときに飲んでいました。今は、甘さだけではなくて、“一杯の満足感”を感じて、飲むようになりました。」


さて、その真相やいかに?


新しいチョコレートソースの開発に携わったビバレッジ担当の中島、コーヒースペシャリストの田原、松田の3人に話を聞いてきました。


アキラ: チョコレートソースは、ココアの原材料でもありますが、スターバックスの定番中の定番、カフェ モカの原材料ですよね。どうして、そんな大切な原材料をリニューアルしようと思ったのですか?


中島: 私にとっても、カフェ モカは大切なドリンクで、スターバックスで初めてカフェ モカを飲んだときに新鮮な驚きを感じました。20年経った今、もう一度、あの感動をみなさんに届けられないかと思ったんです。


アキラ: どういうことでしょう?


中島: 当時は、カフェ ラテもカフェ モカも、日本では珍しいドリンクでした。でも、今ではコンビニでもカフェモカ味のドリンクが売られるくらい一般的なものになりましたし、高級チョコレートを口にする機会が増えて、カフェ モカを取り巻く環境も変わっています。スターバックスのカフェ モカも、時代に合わせた新しい価値を提案してはどうか?と思っていたのです。


アキラ: なるほど。どんな味にしたいのか、最初から明確なビジョンがあったのでしょうか?


中島: いいえ。最初はチョコレートの原材料であるカカオについて学ぶところから始めました。

中島: 最初は、カカオ豆からチョコレートを作るようなワークショップを見つけて、そこでカカオ豆本来の味を体験してきました。


アキラ: 普通のチョコレートとは違うものなのですか?


中島: ぜんぜん違いますね。風味が豊かなんだなって感じました。それと、コーヒーの産地とカカオの産地は、同じ赤道直下の地域ですし、種子であることも共通しています。産地ごとの風味の違いが、驚くほどコーヒーと似ていることにビックリしました。


アキラ: どういうことでしょう?


中島: コーヒーでは一般に、ラテンアメリカだとナッツ、アフリカだとフルーツ、アジアだとアーシーな(土っぽい)香りが含まれると言われています。カカオもよく似た特長を持っています。


アキラ: そこから何か開発のヒントをつかめましたか?


中島: 「甘い=美味い」というシンプルな価値観から前に進んで、もっと「豊かさ」を表現したいと思いました。


アキラ: なるほど~。で、すぐに試作に取り掛かった?


中島: はい。テストキッチンで、カカオとか市販のチョコレートとか、いろいろな材料を混ぜ合わせて、とにかく理想の味を探し続けました。


アキラ: 楽しそうだけど、大変そうですね(笑)。コーヒー屋ですから、もちろん、カフェ モカとしての味を追求したのですよね?


中島: いいえ、最初はココアから試飲を始めました。それこそ“コーヒー屋”としてエスプレッソとの相性から確かめようとしたのですが、チョコレートソース自体の風味を確かめるにはちょっとやりづらくて。とにかく、ココアとして飲んで美味しいものを作って、それからエスプレッソとの相性を確認していきました。

アキラ: 深いですねぇ。最終的に、どんな味にたどり着いたのでしょう?


中島: カカオの豊かさを感じながらも、毎日飲んでも飽きのこない味わいに仕上がっていると思いますよ。スターバックスらしい、完璧過ぎない、アメリカ的なラフさもけっこう意識しました。


アキラ: ほおぉ。いよいよ完成ですね。


中島: いえいえ。ここからがまた大変だったんですよ(笑)。大量生産できるメーカーさんに試作をお願いして、何度も何度もテイスティングをしました。


アキラ: メーカーさんによって、持っている設備も、原材料の調達ルートも違いますものね。。。


中島: ここから、味覚が鋭いコーヒースペシャリストたちが大活躍です。

田原: 私たちコーヒースペシャリストが関わったのは、どういった香りや味のディテールを変えたいのか、具体的かつ詳細にメーカーさんにフィードバックする部分です。

松田: 例えば、雑味を感じた場合だと、それが香りからきているのか、風味からきているのか、それを分解して正確に伝えていくお手伝いをした感じです。


中島: 本当に、コーヒースペシャリストの意見をもらえなかったら、ここまでたどり着けなかったです。決定的な改善を、スペシャリストがいなかったらできなかったように思います。


田原: 日本のチョコレートメーカーさんって、なめらな舌触りに仕上げることにものすごく長けているんですよね。それは、固形のチョコレートでも、ソースでも同じです。


松田: 開発当初のサンプルは、なめらかで、上品過ぎて。少し粒子が粗いくらいのほうがカカオの風味が出やすいじゃないかという事で、スペシャリストたちの意見が一致しました。これは、以前にチョコレートのフード開発に携わったときに学んだことでした。


田原: 今回も、粒子を少し荒くして仕上げてもらったら、求めている風味にぐっと近づきました。


アキラ: 細かさとか粗さとかで味って変わるものなんですね。すごいなぁ。


中島: 最初に試行錯誤をはじめたころから一年くらいですね。ようやく、みなさんにお届けできるようになりました。ココア でも カフェ モカ でもよいので、是非、一度飲んでいただきたいですね。


冒頭にご紹介した、コーヒースペシャリストでもあり、カフェ モカ の愛飲者でもある松田の言葉をもう一度ご案内させてください。


「自分は、週1回くらいのペースでカフェ モカを飲むのですが、以前は、疲れた時とか、“甘いもの”が欲しくなったときに飲んでいました。今は、甘さだけではなくて、“一杯の満足感”を感じて飲むようになりました。」


飽きのこない豊かな味わいを実現したココア と カフェ モカ。みなさんも、是非、ご賞味ください!


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